コロナ

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僕はどういうわけか醸造酒を飲むと悪酔いしやすい体質なようで、あまり好き好んでビールを飲むタイプではないのだけれど、ビールでどれが好きかと聞かれたら、コロナを挙げると思う。

 

ボトルの口にライムをさして、指で押し込んで飲むスタイル、ちょっとほかの飲み物では見られなくて面白い。

 

そういう飲み方をするビールがある、というのを知ったのは確か高校生の時に通っていた格闘技のジムの人達とバーベキューをした時だったように記憶している。

 

その時までビールといえばジョッキに注がれているものだったり、大瓶からコップに注いで飲むものという固定観念があったが、

ビンから直接、しかもライムを押し込んで飲むビールがある、というのは当時高校生だった僕にとっては衝撃だった。

 

このコロナ、少し前にこんな事が話題になった。

 

https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=mPdfbjzCXXY

 

複数の缶をパッケージングするプラスチックを削減する為、缶の上下にねじ込み式の溝をつけて缶同士を連結して持ち運べるようにする、というアイディアだ。

動画ではフランスパンよろしく、連結されたコロナの缶を人々が持ち歩いている。

新しく缶を設計するというのはそれはそれでコストかかるのでは?と思ったけれど、どうやら設計自体はオープンソースになっているらしい。面白い。

 

話はコロナから逸れてしまうが、

「容器に仕掛けがある」繋がりで、「salito」というビールがある。

残念ながらまだ飲んだことはないのだけれど、テキーラフレーバーのビールらしい。

このsalitoだが、ビンの底にギザギザのついた円状のくぼみがあり、これをほかのビンの王冠に被せると栓抜きのようにして使えるようになっている。

(僕が見た南米の男たちは栓抜きがなくても100円ライターの底を引っ掛けて器用にスポスポビールの栓を開けていたけど…笑)

 

また、スペイン語風の名前が付いているがこのビールはドイツのメーカーが作っている。

 

 

容器(缶とかビンとか)というのは積載や輸送といった物流の問題と密接な関係があるから、どうしても標準的なサイズや形が似てくるけど、時々それから外れた面白い姿形のモノがあったりする。